2019北海道ツーリング9日目 函館から岩内 黄昏のソーランライン

海沿いの道路脇に停まる大型バイクと、対岸に見える白い崖の続く海岸線 第3回 北海道ツーリング

ライダーハウス【ライムライト】さんで早朝に不意に目を覚ます。
ふとツイッターを覗くと、フォロワーさんがフェリーで函館に上陸していた。

荷物を積んだ2台の大型バイクが市街地の路肩に並び、背後にトラックが停車

同じバイクに乗る彼とは、5カ月前に京都の美山で初対面。
遠く離れた北海道で偶然にも同じタイミング同じ町。

これもなにかの縁と、函館朝市での朝食に勧誘。
しばしの会食と相成った。

朝食後はまたしても五稜郭に。
昨日は時間が遅くて出来なかった五稜郭内部の散策。

瓦屋根と望楼のある和風建築が、広い砂利敷きの敷地に建っている

とはいえ、山城のような高低差もないので散策は案外と短時間で終わってしまった。

ラッキーピエロでゆずシェイクを購入し身体をクールダウン。

ラッキーピエロ店頭に、道化師の人形とソフトクリーム型の置物が並ぶ
白い展望塔を背景に、ストロー付きの黒いカップ飲料が手前に置かれている

ゆずシェイク、シェイクとしては個性的で爽やかさも感じられて良い。
まぁストローに柚子ピールが詰まるのはご愛敬w

一服した後は隣地にある【函館市北洋資料館】へ
エントランスのトドのはく製が見事な出来栄え。

ガラスケース内に展示された大型の海獣のはく製が、室内の展示室に置かれている
頭上注意の掲示がある展示室の入口から、木目の操舵室風の空間が見えている

[北洋航海体験室]では油圧?で動揺する部屋で漁船の操舵室を疑似体験。

洋上の缶詰工場として活躍した工船の模型を興味深く拝見。

展示ケース内の工船模型「洋光丸」、船体断面と甲板上のクレーンが見える


五稜郭と資料館の見学が終わるころには昼ご飯時に。

ハセストの略称で親しまれているご当地コンビニ【ハセガワストア】へ

ハセガワストアの店舗入口、赤い看板と24時間営業の表示がある外観


ラッキーピエロに続く函館グルメはやはりやきとり弁当がマストでしょう。

手に持った木目調容器のやきとり弁当、ふたにタレとハセガワストアの表示

実はこれ「やきとり」という名称ですが豚肉の串焼きです。

関西で肉といえば牛。関東で肉といえば豚。
そんな食文化パラドックスに乱入するカオス。

ちなみに室蘭でも「やきとり」は当たり前に豚肉だそう。
この地の焼き鳥屋にて、日本国民の99.5%が想起するところの【焼き鳥】を欲するとき、
固有の呪文「鶏肉の焼き鳥をください」を詠唱する必要があるのだとか。

白い弁当容器のご飯に海苔と串焼きがのり、横に緑色の缶飲料が置かれている

やきとり弁当を構成する要素は非常にシンプル。
しかしながら味のバランスは完成されたものでした。
冷めてもおいしく食べられるところにも、並々ならぬ企業努力が伺えます。


函館から西へ走り日本海側へ
江差からは日本海追分ソーランラインをひたすら北上します。

乙部町の滝瀬海岸【シラフラ】の造形美はとても印象的。

海沿いの高台から望む白い海食崖と湾、手前にバイクの前部が見切れている


日が刻々と沈みゆく海岸線を、感傷的な気分で淡々と走ります。

海岸沿いの道路と低い山並み、夕方の空の下でバイクの風防越しに見える車道


やがて日も完全に沈み、水平線にはいさり日がと。

沖に点々と強い灯りが浮かぶ夜の海岸、手前に黄色く照らされた草木と舗装路


20時頃になり、積丹半島の西側の付け根にある岩内町に入りました。
かつて新潟の直江津との間にフェリー航路が存在した町です。


セコマで買い出しをしながら、なる近の寝床を探して確保。
なんと贅沢!専有ガレージ付きの宿です。

屋内ガレージに停めた荷物満載の大型バイク、背後に青いシートと灰色の扉

そうです。禁断のラブホ泊です。もちろんソロです。


大きな風呂、大きな布団。
あゝなんと贅沢なことでせうか。
それなのに何故でせう。
そこはかとなく、なんとはなく、
某は大切な何かを失つた気分になつてしまつたのです。

[翌日に続く]   [前日へ戻る]

コメント

タイトルとURLをコピーしました