和歌山マリーナシティという人工島内にある紀州黒潮温泉に行って来ました。

海底1500mから汲む湯
明るい室内には微妙な温度差の浴槽が3つ。
泉質はナトリウム塩化物温泉。
地下1500mから採掘しているそうです。
正確には海底から1,500mだそうで、太古に地中に閉じ込められた海水をくみ上げています。
泉質はナトリウム・マグネシウム-塩化物温泉です。
水風呂は体感で30度弱ぐらいでしょうか。
アメニティ
シャンプーなどは和歌山市に製造工場がある関係か花王製が並びます。
シャンプーとは別にリンスがあったり、洗顔料が用意されていたりとアメニティは一般的なスーパー銭湯や温泉より1段上の充実感があります。
施設は比較的コンパクトなため入浴料だけみれば割高感がありますが、リンスインシャンプーで頭髪がガビガビになる事が嫌いな人にとっては全然許容範囲なのではと思います。
夕方に入るのがいい
当時は営業時間10時~24時、料金は800円でした。
仕事終わりや夕食後でも余裕をもって入浴できる営業時間がありがたい施設です。
入浴のタイミングとしては特に夕方の時間帯はオススメです。浴室の窓が大きく、海に沈んでいく夕日を眺めながら入浴することができます。
帰属を争った人工島(余談)
マリーナシティは埋め立て地で和歌山市に属します。
が、かつて隣の海南市とその帰属を巡って法廷闘争がなされた、ちょっと面白い土地です。
マリーナシティ開発に遡る1971年に両市で「埋め立て地は和歌山市に属する」と協定を結びました。この協定もなんやかんやの結果としてのバーター取引の側面があるのですが、観光リゾート施設開業に向けた開発が進む段になって海南市は「この協定は無効であり、湾内の中心線より海南側は海南市に帰属するのが正当」との主訴で訴訟をおこします。
まあ税収とかのお金がらみの話ですね。スキー場などは県境・市境を跨ぐ立地が多く税収は按分(あんぶん)するのが一般的らしく、海南市としても鼻先にある土地の税収を総取りされる事態は有権者の目もあって座視するわけにもいかなかったのでしょう。
この争いは最高裁にまで持ち込まれ、結果としてこの人口島の帰属は和歌山市であるとの結審に至りました。



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