2017九州ツーリングその1 軍艦島上陸と辛子蓮根

青い海の向こうに、護岸で囲まれた軍艦島の集合住宅跡と廃墟群が横長に見える 西日本ツーリング
言うほど軍艦っぽくはない

連休の確保に成功した10月後半、速攻で阪九フェリーを予約。
連休中の職場からの呼び出し対策を兼ねて、さっさと遠方に逃げる(笑)

泉佐野のフェリー乗り場より17:30発の九州行きフェリーに乗船。

車両甲板でいきなりソニーのNEX-3を落下させてしまう。
あえなくカメラはご臨終。失意の船出となってしまった。
長距離フェリーに乗ると毎回のようにカメラを落としてしまう。
なにかの呪いだろうか?・・・おのれショッカー!!

以後、たまたま持ってきていた中華製単焦点レンズ&D7000でお写真。
船内ラウンジで、木製リクライニングチェアが青い壁沿いに斜めに並ぶ休憩スペース
安物でも流石は単焦点といったところ。
注意深く撮影すればなかなかの画が撮れる。
しかし撮影者の腕が悪いのでスナップは良くブレる。

カメラ破壊で盛り下がった気分を鼓舞するために食事は豪勢に。
鶏のタタキ&もつ鍋で九州旅情を盛り上げる。
ご飯と味噌汁、薄切りの肉、揚げ物、小鍋料理がトレーに並ぶ船内の食事
少々食べすぎたのでベッドへ帰巣。

しかしピカピカの新造船はなんだか落ち着かない。
ボロ船でも睡眠と移動が両立できれば自分は十二分に満足なのだ。
求める以上があると恐縮してしまう自分は貧乏性なのだろう。
でも、何もすることが無い船の上の時間ってのはとても良いものだ。
そんな事を考えながら就寝。

明けて翌日。
新門司に着岸したフェリーを飛び出し一路西へ。
道中、あまりの寒さにコンビニでカイロを購入。
それ以外には大したイベントもなく長崎県佐世保市へ。

新門司から200km。時間にして3時間。
本土最西端の地、神崎鼻は意外と遠かった。
案内板の前に荷物を積んだバイクが止まり、背後に石積みの護岸が広がる駐車場
あまり観光地化もされていない土地。観光地化しようがないとも言える。
さらに平日という事もあり寂しい場所であった。

あちこちに潮だまりがあるので磯遊びが好きな人には良いかも。
青い海を見下ろす遊歩道の展望デッキと、浅瀬に透けて見える岩場
漁協の九十九島直売所で最西端到達の証明書を拝領。

100kmほど南下し長崎市へ。
ゆめタウン夢彩都の駐輪場へバイクを止めてクルーズ船に乗船。

整備中のイージス艦を眺めたり、
港の対岸で、クレーンが並ぶ造船所に艦番号178と173の灰色の護衛艦が停泊

立派な橋の下をくぐったりで、
海上から見上げる白い主塔の斜張橋と、手前に広がる海面と航跡の波

軍艦島(瑞島)に到着。
青い海の向こうに、護岸で囲まれた軍艦島の廃墟群が横長に見える

吹きっさらしの小さな島なので、島内のいたる所に塩の結晶が付着している。
白い案内看板に塩の結晶が付着し、黒い大きな日本語の文字が並ぶ

まるで戦禍にでも会ったかのような雰囲気の瑞島。
赤れんがの崩れた建物跡の背後に、岩山と白い灯台がそびえる

往時の面影はあるものの、風雨に晒されるがままに朽ちていく遺構。
高いコンクリートの廃墟群と白い灯台を、見学者が通路から見上げる
栄枯盛衰よなあ。

島内は行動範囲が制限されているので短時間で見学は終了。
気象条件により上陸不能な日もままあるらしく、まあ幸運なのかな?

港に戻り50km東の雲仙方面へ。
雲仙から熊本にフェリーで渡る算段だが東へ向かう道路が大混雑。
地形と人口分布からして夕方は国道251を走行する方が正解だったか?
目的のフェリーの時間に間に合いそうもなし。

ならばと次便までの空き時間で雲仙多良シーラインを走ってみた。
海に挟まれたまっすぐな堤防道路が、遠くの山並みに向かって伸びる
中間地点からは雲仙岳が良く見える。
一直線に続く堤防道路はネズミ捕りポイントの匂いがプンプン。

有明海に沈む夕日をしばし鑑賞。
手すりのある展望場所から、海面に夕日が反射する有明海を望む
夕日を眺めているとあっという間に良い時間。

有明フェリーの乗り場に急行し、熊本県へ。
夕暮れのフェリー乗り場前で、バイクの風防越しに前を走るスクーターと赤い「のりば」看板

長州港から40kmほど走り、山鹿の『ビジネス湯宿 湶』へ投宿。
駐車場に面した二階建てのビジネス湯宿 湶の入口と、壁面の大きな縦看板、左右の車
ビジネスホテルだけど源泉かけ流しな温泉のあるナイスな宿。

友人と山鹿の『割烹よこて』で晩御飯。
夜の細い通りに白い提灯が連なり、建物沿いの自動販売機だけが明るく光る街路
写真を撮るのも忘れて楽しく飲み食い。
馬刺しに馬納豆、だご汁、辛子蓮根、一文字ぐるぐる。
などなど郷土料理や旬の物をおいしく頂きました。

なかでも辛子蓮根は破格の旨さ。
自分は辛子蓮根が好きではないのだけど、
調理したてのそれは味・香り・食感がまるで別物。
いままでの辛子蓮根は偽物やったんや!!と衝撃を受けました(笑)

その後は『BAR PADDOCK』に移動し、シャレオツ空間でしばし談笑。
普段は飲まない酒で睡魔に惨敗。宿に帰る事にしました。

[翌日に続く]

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