野半の里 蔵之湯 和歌山県伊都郡かつらぎ町

夜の和風建築の通路、軒下の提灯と縦に並ぶ提灯看板が灯る 温泉・銭湯訪問記

この記事の「野半の里 蔵乃湯 老鶴館」は2012年に閉業しました。
2013年から経営母体が変わり、同じ場所で「かつらぎ温泉 八風の湯」として営業しています。
以下は蔵乃湯だった当時の記録です。

和歌山県かつらぎ町にある【野半の里温泉 蔵乃湯 老鶴館】に行ってきました。

ヤギ地雷
ヤギ地雷

2012年に蔵の湯は経営破綻により閉業しました。
2013年より経営母体が変わり、
かつらぎ温泉 八風の湯として営業しています。

酒蔵の中に湯船がある

地元酒造メーカーの経営で、移築した酒蔵の中に湯船があるという凝った造り。
夜間に照明で照らされた木製看板、「野半の里」の大きな文字と暗い建物夜の敷地入口付近、瓦屋根の建物と石畳、右端に明るく照らされた木製看板
敷地は広く、温泉施設や物販所などの複数の建物で構成されています。
全体的に和のイメージで統一され、なかなか粋な雰囲気。
時代劇などで本陣のロケセットとしても使えそうなクオリティがあり関心します。

和歌山県建築景観賞を受賞しているそうです。

源泉が5つもある

保有する源泉が5つあり、内4つを入浴用に使用。
入浴料は800円とちょい高めですが、一度に複数の泉質を楽しめる意味ではお得な温泉です。
近々、第六源泉の採掘にも着手する予定だとか。
夜の通路沿いに並ぶ木造建物と提灯、右側に赤白の提灯を掲げた高い柱
飲泉も可能で、それぞれの源泉の違いがよくわかりますな。
しょっぱいとか塩辛いとかナトリウム味だとか鉄臭いだとかw

巨大な酒蔵の中にある浴室がなんとも風情があって楽しく、温泉も黄土色系・薄い青緑系・無色透明系とバリエ―ジョン豊富です。

難点があるとすれば、冬は洗い場が冷え込む事ぐらいでしょうか。これは木造建築ゆえに湿気対策で換気が激しく、冬場は外気が温泉の熱気を完全に上回るからだと推測します。湯船に浸かってる分には快適なのですが、身体を洗い終わるまでは寒いので高齢者にはこたえるかもしれません。

いまは八風の湯

ある時この和風温泉にリピーターとして訪問したところ、ロープによる規制線で敷地に入れなくなっておりました。臨時休業にしてもその旨の掲示も無く不思議に思いましたが、後にニュースで経営破綻の事実を知り残念に思いました。
そうして蔵乃湯は2012年に閉業したのですが、翌2013年から経営母体が変わって「かつらぎ温泉 八風の湯」になりました。

新経営母体の株式会社アヤハレークサイドホテルは超多角経営な綾羽グループのホテル運営会社で、5年前より「永源寺温泉 八風の湯」を滋賀県で運営しており「かつらぎ温泉 八風の湯」はその2号店という位置づけと思われます。

施設そのものは今も同じ場所で営業していて、施設も浴室も以前の文脈を継承しており和風空間での温泉体験という価値に変わりはありません。
入浴料はタオルと館内着が含まれる料金体系になり、1日ゆっくり滞在するニーズを取り込みたい様子です。

温泉そのものが目的の場合は午後8時以降だと割引価格で入浴可能なので、時間の融通がきくなら訪問時間を調整するのが良いでしょう。

ヤギ地雷
ヤギ地雷

かつらぎ温泉 八風の湯(旧・野半の里 蔵乃湯 老鶴館)
入浴料:大人(中学生以上)1,300円/小人(4歳~小学生)600円、土日祝は大人1,700円/小人800円(20時以降は大人700円/小人300円、土日祝は大人900円/小人400円)。タオル・館内着込み
営業時間:10時~22時(日帰り入浴の最終受付21時)
定休日:年中無休
泉質など:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
電話番号:0736-23-1126
住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町佐野702
2026年8月に公式サイト/観光協会・観光情報サイトで確認した情報です。
公式サイト / 観光協会・観光情報サイト

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