遂に船は1時間と遅れず苫小牧東港に入港。
さて無事に・・・かどうかはさておき北海道上陸。
ああ、今年も雨が降っている。
とりあえずカッパを着用し、ガソリンを補給。
ついで苫小牧のイオンで足らずの物資を調達。
やや船酔いが残っているが、高速道路に乗り留萌方面へ。
途中のSAで空っぽの胃に夜食を放り込む。
ハンバーガーセット・・・
申し訳程度にセットされたポテトとナゲットが哀愁を誘う。
深夜の一人旅にはお似合いだ。
留萌に達すれば、後は国道をひたすら北上するのみ。
海沿いの道中、希に徒歩や自転車の人物を見かける。
こんな夜更けに何事かとも思ったが、恐らく漁業や市場の関係者なのだろう。
深夜のお勤めご苦労様でございます。
羽幌を抜けてオロロン鳥のモニュメントに到達。
このあたりは本格的に人の気配が無い世界。
事前に強化していた灯火類が大変心強い。
天塩のあたりで夜が明け始める。
雨も止み、実に清々しい朝だ。
雄大にそびえる利尻富士。
朝靄のサロベツ。
ああ、北海道だ。
ただ淡々と孤独に走るのが実に心地よい。
わずかな高揚感がありながらもニュートラルな感情。
人はこれを癒やしと呼ぶのだろうか?
などと哲学?している間にハートランドフェリー稚内港に到着。
初見の港なのでモタついてしまったが、無事に利尻行きの船に乗船。
バイクを載せると結構な金額だわね・・・
(100分 2550円+6270円=8820円)
船内でカステラ?とアイスで朝ご飯。
仮眠してたので一瞬で利尻島の鴛泊に到着。
×わしどまり ○おしどまり おしどりってこんな漢字なのね・・・
港直近のガソリンスタンドで給油。
と思ったがハイオクがない。おまけに店員も不在。
少しさまよって1kmほど北にあるエネオスでハイオクゲット
GSの店員さんとしばし雑談。
レンタカーも兼業しているが離島観光は天候の影響が強いので大変らしい。
燃料の心配は皆無になったので、時計回りで利尻島を攻めてみる。
逆さ富士が見えるという沼に立ち寄ってみるが成果無し。
どうも早朝の方が往々にしてコンディションが良いらしい。
早朝に、となると船のダイヤから言っても泊まりしか方法がない。
なるほど良く出来ているw
土産物屋兼食堂で買い食い。
3店舗で一品ずつ注文したら、お茶と味噌汁がそれぞれに付いて来たでござる。の巻w
利尻町立博物館は休館日でした( ノД`)
何気なく立ち寄った利尻山見返台展望台。
運動不足を痛感したのは内緒w
運動の後は昼ご飯。
ミシュランにも掲載された利尻の有名店、「利尻ラーメン味楽」
名物の焼き醤油らーめん&三色ギョーザ。
利尻昆布の出汁が効いたラーメンは良いお味でした。
塩分摂ったら糖分もね!
ってことで利尻名物ミルピスを摂取。
ミルピスはカ○ピスの親戚のようなお味。
他にもオリジナルジュースがた~くさん。
利尻島一周を完了し再びフェリーに乗船。
礼文島へ向かう(40分 920円+3140円=4060円)
バイクだと床のアンカーが地味に怖い。
黄昏時の礼文島に上陸。
良い。実に良い。
ワイのバイクかっけーなあ(自画自賛)
さて、本日は久種湖畔キャンプ場でテント泊。
なんだけど、とんでもない強風で設営に四苦八苦。
写真を撮る余裕などございませんでした。
ペグ打ちしたグランドシートが飛ばされるとか・・・
テントに重りの荷物を放り込むその一瞬の間にテントが空を飛ぶとか・・・
まあ、自分のスキル不足を痛感する設営となりました。
なんとか設営した後は島の南に戻ってお風呂タイム。
礼文島温泉 うすゆきの湯
浴後は晩ご飯。
なのだけど、アテにしていたお店は早仕舞いしていた。
北海道の飲食店って、なんか商売っ気がない所が多いよねw
と言うことでセイコーマートで晩ご飯を調達。
コンビニ飯なのに安い!流石はセコマ。
強風で変形しまくるテントで食事し、就寝。
( ˘ω˘ )スヤァ…
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