六日目の朝。
ライダーハウスの同宿者にコーヒーをご馳走になる。
携帯式のミルで豆から挽くという凝った一杯であった。
バイク談義をしつつライダーハウスの清掃。
管理人さんが登場したので一言お礼を述べて退散。
まったりついでに隣の比布駅の喫茶店で軽食を摂る。
相変わらずのスロースタートだがようやく比布から出発。
国道39号を南下し層雲峡に近づくにつれ紅葉が視界に。
・・・だが天候は刻々と悪化してゆく。
層雲峡のロープウェイ乗り場に到着したと同時に雨が降ってきた。
日本一紅葉が早いという黒岳はもうすっかり冠雪しているらしい。
観光客を詰めこんだゴンドラが雨雲の中に消えていく。
とても景色など楽しめそうも無いコンディション。
自分はまたいつかの機会に再訪しよう。
大雪ダムでダムカードを拝領する。道の分岐を間違えた記念ですw
これが大雪山なのかしら?
実は大雪山という単体の山はなく、この地域の山々の総称であるとのこと。
そして名称も ダイセツ タイセツ が混在し統一はされていないらしい。
晴れていれば絶景の三国峠展望台を素通りし、5年振りのタウシュベツ川橋梁へ。
水没シーズンなので、ご覧の通り。
糠平温泉に寄りたかったが日曜ということもあり、駐車場には車がミッチリ。
時間も押していたので華麗にスルーし、帯広へ向けて走る。
地図上では程近い帯広であるが、実際は70km離れている北海道マジック。
午後になってしまったが帯広競馬場に到着。
入場料100円を徴収されるが、それで通年入場できるらしい。
経営が厳しいと聞くが、道外の人間からもっと徴収すればよろしいのでは?
ばんえい競馬は馬で重いソリを曳いてタイムを競う世界的にもユニークなギャンブル。
ゲート付近にはいかにも重たそうなソリが展示されている。
ばん馬はマッシブで足もでかい。体重はサラブレットの2倍ほど。
踏まれたら死んじゃうね(゚д゚)
ふれあいコーナーで馬に人参を給餌してまわる。
この馬、博士号を持っていそうな顔をしているが人参に夢中である。
せっかくなので人生初の馬券購入。
諸々よくわからないので券売機で操作ミス。
すると突然に券売機横の壁がパカッと開いておばちゃん登場。
めっちゃビックリしたwww
間近でガタイの良い馬たちが こなくそ~! してる光景は迫力があります。
しかし、競馬そのものよりも、馬の進行に合わせて移動する群衆の方が面白いかも。
なお、馬名のインスピレージョンだけで買った馬券はもちろん外れました。
競馬場を後にし、中途半端な時間ですが食事処へ。
帯広のローカルカレーチェーン店の【カレーショップ インデアンカレー】。
大阪のインデアンカレーとロゴも酷似していますが、姉妹店とかではないようです。
ベーシックルーのチキンカレー。
帯広の老若男女に愛されているだけあって家庭的な味でした。
食後は ライダーハウスPit さんにチェックイン。
お風呂は少々遠いものの オベリベリ温泉 水光園 までひとっ走り。
価格は銭湯並なのに設備はスーパー銭湯。しかも温泉はモール泉。
温泉好きライダーとしては北海道が羨ましい限り。
コメント