2017東日本ツーリング2日目 新潟~蔵王~仙台

東北ツーリング
見た目のかわいさ最優先だと、やはり冬の訪問が最善?

ツーリング2日目。
ホテルでガッツリ2度寝、出発予定時間に起床する快挙。
気ままな一人旅なのでそれもまたよし。
朝食バイキングをモリモリ食べて出発。

新潟のThe・米所な景色を見ながら国道113号を北上し胎内市へ。
するとランドマーク的な巨大親鸞聖人立像が見えてきます。
高さ約40mなので初代ウルトラマンやサイコガンダムと同じサイズ。
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外見はどう見ても宗教施設ですが、温泉施設でもあります。

『越後の里親鸞聖人 総合会館西方の湯』
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一般的感性の方が初見で入るのは勇気がいるかもしれません。

入浴料500円。もちろん宗派を問わず利用可能。
フロントに先客が置いていったらしき500円玉が置いてあり、
そういうシステムの無人受付なのだな。と一人で合点していたら、
普通におばちゃんが出てきて対応してくれました(笑)

西方の湯は知る人ぞ知るマニアックな温泉。
かつて探偵ナイトスクープでも紹介されました。
その真っ黒な湯は日本一臭いと称され、
一度入浴すると身体が三日は匂うという伝説の温泉。

なのですが、現在は設備の都合で真っ黒い方の源泉は使っていない様子。

貸し切り状態の浴槽を激写。
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脱衣所にまで届く、イソジンとタールを混ぜたような刺激臭。
泥水のような灰色の湯と、湯船の底に沈殿するヤバい感触の湯の花。
往時の伝説の湯には劣るのでしょうが、それでも十分に個性的な温泉です。

そして温泉としての効能も確かなものがあり、体の深部まで温まります。
特に筋肉疲労に効く感触で、前日の700km走行の疲れが癒されました。
温泉通にはメッチャお薦めです。


湯上りは館内をぶらぶら。
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古美術や雑貨があちこちに置かれており探検気分が味わえます。

異彩を放つ人の背丈ほどもある・・・香炉?
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石材からの削り出しで、相当な品物のように思える。
出発前に受付のおばちゃんとしばし談笑。
受付のおばちゃんは愛想が良く、親しみやすい人物でした。

心地よいリフレッシュ感に包まれ再び出発。
それにしてもコンクリート像の存在感よ。
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親鸞聖人は9歳にして「いつ出家するの?今でしょ!」と言ったとか。

再びR113を走行していると道は東に折れ山中へ。
100kmほど快走していると、いつの間にか山形県を通過し宮城県の七ヶ宿に。
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宿場町の面影がある土地で一際風格のある安藤家本陣。
なんと住居として現役なのだとか。

安藤さんちの向かいの古民家『そば 吉野家』で遅めの昼食。
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冷やしなめこ大盛。
朝食ガッツリ食べたのに大盛を注文しちゃう謎の現象。
これをワカイツモリ症候群と名付けよう。

R113から脇道を北上し、『宮城蔵王 キツネ村』に到着。
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でっかいゴリラ像があるもんだから、ゴリラ村に間違って来てしまったのかと。
あと注意書きの看板が多く、ややパラダイス物件の気配があります。

村内のキツネ達。基本的に我関せずの姿勢。
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子狐団子。
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故障気味の左膝をひたすらクンカクンカする山羊。
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このあと馬にもキツネにも左膝をクンカされました。
なんか付いてんのか?

キツネ村、名前の通り大量のキツネがいる稀有な施設でした。
とりあえず村内の至る所に地雷が転がっていますのでご注意ください。

日が傾いてきましたが、せっかくならばと蔵王エコーラインへ
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超寒いですやん。雪残ってますやん。

こんな感じの道をグングン昇って、
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お釜に到着。Vストの気温計は4℃・・・
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ただでさえ寒いのに甲高い音を立てて強風が吹いています。
20分ほどで指先がしびれてきて、こりゃたまらんと撤退。
グリップヒーター全開で仙台へ向かいます。

仙台駅近のスーパーホテルにチェックインし、ひとっ風呂。
夕食を食べに繁華街へいきますが、想像以上の大都会で驚きました。
なにせ自分は桃鉄でしか仙台になじみのなかった人間ですので(笑)

仙台と言えば牛タン!なのでいくつか店を周ってみますが、ことごとく閉店。
地元の方いわく、牛タン屋はあまり遅くまで開いていなく、日曜日は休業の店も多い。
なるほど、朝のホテルで二度寝さえしなければ・・・

しかたがないので適当に回転寿司の店に。
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すると、なんと回転寿司屋のメニューに牛タンが!さすが仙台。

さらにホヤの軍艦も!しかも新鮮。さすが東北!
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ホヤは日本酒と最高に合うのだけれど、関西だと新鮮な刺身の入手は絶望的。
というかそもそも関西で売っているのを見る事がほとんどない。
うまいんだけどな~。

牛タンとホヤを一度に食して大満足の夜でした。

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