朝、ホテルの自室でガリぱんを食します。
宮崎ではグラニュー糖のザリザリ食感を残した菓子パンが市民権を得ている。
ミカエル堂のジャリパンが元祖らしく、このパンもその系統。
ロースト玄米クリームはきな粉みたいな味でした。
微妙に生乾きなツーリングシューズやウェアを乾かすべく二度寝。
そしてグズグズうだうだしながらも出発。
所用があり宮崎市の南部へ。
南部は昨日の豪雨の影響で車道と用水路の区別が付かない場所が点在。
水没した田園地帯もあり豪雨の被害は少なくなさそうであった。
用件を済ませ高速道路に向かう。
いくつかのICが閉鎖されたままで高速に乗るまでにかなりな時間ロス。
台風の置土産の様な強烈な横風の中を北に向かって走り、大分県の別府へ。
別府と言えばやはり温泉は外せない。
ということで、鉄輪温泉街にある『ひょうたん温泉』へ。
どうも外人がやたらと多いなと思っていたら、
ミシュランガイドに三ツ星で紹介されている温泉なんだそうで。
入浴後には休憩所で温泉卵。
さらに温泉の蒸気で調理された鶏肉せいろ蒸しを食す。
鶏肉は柔らかく蒸しあがっていてうまし。
ひょうたん温泉は砂湯や蒸し湯もあって一日ダラダラできそうな施設でした。
でも人気の施設らしく人口密度が高め。
深夜1時までの営業なにで、ここが主目的ならば遅めの時間の方がゆっくり楽しめそう。
フェリーの時間にはまだ余裕があるので温泉をハシゴ。
鉄輪から少し山を登り『紫石温泉』へ。
クセのない温泉で設備は最低限ながら210円という低価格。
それでも他の市営温泉より高いってんだから別府はすごい。
むし湯が最高で、竹のスノコの下を熱々の温泉が流れていき、
蒸気だけがダイレクトに足元から上がってきます。
頭から遠い足元からじっくり温まるのが非常に良い感じでした。
入浴後はガッチガチのアイスクリームを買ってしまい悪戦苦闘。
プラスチックスプーンはあっさりと敗北。
ならばとアイスのフタを折って場外乱闘の末に勝利。
アイスと格闘していたら、フェリーの乗船時間があやうくなっていた(笑)
慌ててフェリー乗り場へ行き、無事に大阪行きに乗船。
もう風呂に入る必要も無いので、船内ではまったり過ごします。
フェリーが大阪に到着し、下船したものの直帰せず、
初日に破壊したカメラのレンズを中古で探すべく、大阪の店を数件周ってから帰宅。
今回の旅での教訓。
台風で暴風雨の中を走行するのは危険。とても危険
当たり前の事だけど、出先だと走らざるをえないのよね。
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