2019北海道ツーリング 10日目 岩内~余市~苫小牧 死の宣告!?

北海道ツーリング

北海道最終日。
本日は最終的に22時ごろに苫小牧東港に到着すればOK。
小樽-札幌-むかわ-苫小牧と走る腹づもり。


ホテル浜中の専有ガレージ(笑)で軽くバイクの点検をして出発。


海岸線の道路を快走すること1時間。
積丹半島の神威岬へ。

岬の先端まで軽くハイキングなコースを歩きます。

随所で積丹ブルーの海を見ることができました。


駐車場では函館のライハで同宿だったライダーと再会。
軽装のリード125ですが、なんと大阪からの渡道です。

他にも和歌山ナンバーを見た元県民の方から連続して声かけがあったり。

そんな風に神威岬の駐車場でまったり過ごしていると1本の電話が・・・
電話の主は新日本海フェリー。

「台風が日本海に接近してきており、今後、海が相当に荒れる事が予想される。」
「ついては今晩の便は予定通りに出航するが、バイクの積載はできない。」

そんな要件の電話でした。
バイクを残して帰る訳にもいかないので、乗船はもちろんキャンセル。
しかしこれはちょっと困りました。

現在地から自宅までは1500km。
津軽海峡フェリーを挟んだ自走だと所要は23時間ほど。
どこかで1泊すれば無謀というほどではありません。
まぁ走りっぱなしで面白くはないのですが・・・

最大の問題は台風の予想進路が東北横断コースなこと。
どこかのタイミングで台風とかち合う可能性があります。

そして豪雨の中を走るには、タイヤの残溝がちょっと心許ない。
また仮に台風をうまくやり過ごせても、道路が寸断される可能性も。
 

しばらく思案し、今日の予定と帰路を再構築。
ん~、なんとかなるかな~?の精神で南下を再開。



積丹岬を観光した後、通り掛かりのお店で土産物を物色して発送。
山わさびたらこといった珍しいものが手に入りました。

カネキチ吉野


道の駅 スペース・アップルよいち】内の余市宇宙記念館を見学。

余市は宇宙飛行士の毛利衛さんの出身地で、いわば毛利衛記念館ですね。
他にも温泉施設の屋上にスペースシャトルが乗っかてたりします(・∀・)

余市と言えばもうひとつ、【ニッカウヰスキー 余市蒸溜所


石炭直火蒸溜を行う世界で最後の蒸留所だそうです。
近現代的な建物に石炭の山と注連縄が独特な組み合わせ。

ヒョウタンみたいな器具はポットスチルという名称だそうです。

この日の見学客の半数近くは外国人らしく、人種国籍も多様なようでした。
昨今のジャパニーズウィスキーの世界的人気の影響でしょうか?

売店も大変に混雑しており、ウィスキーがじゃんじゃん売れてました。
ムスリム装束の方もおりましたが・・・ええんか?アルコールやぞ?
自身も売店でウィスキーをいくつか購入し、札幌方面へ向け出発です。
ああ、記念メダル買い忘れてたぁぁぁぁぁ!(T_T)


さて、当初の予定では苫小牧東港からほど近い、むかわ町で晩ご飯の予定でした。
10月のむかわ町ではシシャモの刺身や寿司が食べられるからです。

ヤギ地雷
ヤギ地雷

ししゃもと言えば一般的にはカラフトシシャモ(カペリン)を指します。
しかし本ししゃもカペリンは別種です。
ししゃもは川を遡上し、カペリンは遡上しません。

本ししゃも北海道の固有種でとても貴重な魚。
北海道の太平洋側一部地域でのみ漁獲され、漁期は10月~11月のわずかな期間。
せっかく10月に渡道するのなら是非とも食べてみたいと期待していました。

しかし台風の仕業で5時間も早く北海道から離れる事になりました。
非常に残念ですが本シシャモは諦めざるをえません。
グヌヌ・・・おのれ!ショッカー!

夕刻に苫小牧に到着し、苫小牧西港から18:45発の大洗行きに乗船。

ん?大洗?
そうです。日本海側がダメなら太平洋側で行こう作戦です。
関西在住の自分がさんふらわあの北海道航路を利用する日が来とは・・・。

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