久々の好天の下、ライダーハウスCRAZY MACHを朝8時に出発。
気持ちのよい朝、近くの海岸でしばらく海と国後半島を眺める。
露助が火事場泥棒しなければ国後もツーリング出来たのに。
そんな事を考えながらGSで給油し中標津へ進路をとる。
中標津の街を放浪し、ホームセンターでようやくチェーンルブをゲット。
北海道では雨に次ぐ雨でチェーンが乾いていしまっていた。
しかしチェーンルブを置いている店舗は多くないようだ。
洗車場も見つけたので愛車に付いた旅の汚れを落とす。
泥汚れは連日の雨で流れていたが、細かい砂汚れがしつこく残っていたのでスッキリ。
そしてライダーの聖地、開陽台に到着。
うむ!北海道だ!
続けて摩周湖を目指す道中で「牛」を捕獲。
あの山はモアン山というらしい。
モアンの送り火とかやったら面白そうではある。
裏摩周に到着したあたりで雲行きがかなり怪しくなってくる。
霧の摩周湖とは言うが、いざ霧がかった景観を目にすると喜んで良いのかどうか。
それに太陽が隠れてしまっていて滅茶苦茶寒い。
居合わせた人達も口々に寒いと言っていた。
バイク装備の自分が寒いのだから、車で来た軽装の人などは気の毒であった。
裏摩周の近くにある神の子池にも立ち寄る。
神の子池は青い湖底と倒木が独特の涼しげな情景を作っている。
なんとなく水菓子みたいだw
透明度が高く水深2mほどに見えるが実際は5mほどあるらしい。
さらに北上して清里町のサクラの滝へ。
6月上旬からサクラマスの遡上する光景が見える滝ということで寄ってみた。
が、今年のサクラマスはまだそんな気分ではなかったようだ。
サクラマスが見れなかったので東藻琴芝桜公園まで足を伸ばしシバザクラを見に。
しかし道中の工事で大きく迂回を強いられ、さらに雨が降り出した。気温3℃で雨…
ちょっと震えながら公園に到着するも、芝桜は満開にはまだまだといった状況…
身体も芯まで冷えていて、なんとなく今日はもういいかなという思いもあり、
川湯温泉にあるライダーハウス「EZOライダー」に早めのチェックイン。
チェックインを終えると、常連らしき気さくな道民のおっちゃんに話しかけられる。
あれこれ話をしているともう一人、連泊をしているらしき乗り鉄の青年も登場。
いい時間になっていたので同宿の方たちと3人で風呂&食事へ。
風呂は「川湯観光ホテル」の温泉に入浴。
この温泉もまた非常に印象深い湯で、ph1.6の強酸性の温泉を源泉掛け流しにしている。
ハッキリとした硫黄臭が漂う温泉に身体を浸ければ、日焼け跡や擦り傷に容赦なく強烈にしみる。
五寸釘が10日で溶けきるという泉質。設備の維持管理はさぞ大変に違いない。
身体もしっかり温り、ライハ近くの居酒屋でドデカザンギ定食を肴に酒を飲む。
居酒屋ではおっちゃんが色々な興味深い話をしてくれた。
北海道の事、アイヌの文化や自身の狩猟経験など。
そうこうして楽しく酒をのんでいるとあっという間に時間が立ち、
良い気分でライハに戻り就寝となった。
名前も知らないおっちゃんにこの場を借りてお礼を。
ごちそう様でした。とても楽しかったです。
以下グーグルマップ
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