快晴の朝。
ライダーハウス鈴木食堂で同宿者達と雑談しながら出発の準備。
住み込みで働いていた神戸出身のヘルパーさんも本日旅立ちなのだとか。
名物のさんま丼と花咲ガニの鉄砲汁。
鉄砲汁はカニの出汁が良く出ているしボリュームもあってお得。
そして主役の生サンマは脂がのっていて驚きの旨さ。
普段口にする秋刀魚とは濃厚さのレベルが違う。
ううむ、やはりサンマは根室に限る!!
「望郷の岬公園」
奥に見える食堂併設の土産物店[東光]さんで花咲ガニを実家に発送。
ウェルカムドリンクならぬウェルカム鉄砲汁のサービスがユニーク。
店員さんも親切でカニもリーズナブルだった。
「望郷の塔 オーロラタワー」
展望フロアからは北海道らしい雄大な景観。
東側には泳いで渡れそうなほど間近に北方領土が見える。

オーロラタワーは2020年から休館しています。
根室市街の「根室かに祭り」の会場へ移動。
波止場では海上自衛隊の掃海艇「いずしま」が展示されていた。
近くで見ると木造船であることがよくわかる。
会場内の人出はなかなかのもの。
会場で大道芸をしていたお兄さんは泉州地方出身の人でした。
東の果てでご近所さんに会うとはw
花咲ガニの即売会には人だかり。
カニは大きさや雄雌、それに業者によって値段が異なる模様。
立派な大きさのものはお値段も立派。
昼食はお祭り気分で贅沢。
ウニ丼に焼きウニ。
焼きホッキ。
焼きガニ。
なんだか殻のあるものばかり食べてしまった。
生存戦略により殻やトゲを獲得した生命達。
しかし味が良いのが命取りで人間の餌食に・・・哀れ。
未来の地球は不味い生き物だけが生き残るのかもしれない?
「大阪焼」なる謎の屋台を発見。
大阪にそんなもんあったかな?
祭り会場を後にし、西へ西へと。
根室と釧路の中間にあたる厚岸で小休止。
[道の駅 厚岸グルメパーク]のオイスターバール ピトレスクでおやつ?タイム。
厚岸といえばカキを通年で出荷する日本で唯一の産地。
とはいえ[あっけしのサイダー かき塩味]とはまた思い切った物を・・・
やはり厚岸の地では生牡蠣、蒸し牡蠣を食べる。
注文しといてなんだけど生牡蠣ってあまり食べ慣れていないw
蒸し牡蠣は安定の旨さ。
そしてゲテモノの類いかと思ったサイダー。
わずかな塩分はあるがカキっぽさはなく普通にサイダー。
意外にも蒸し牡蠣との相性が良い。
グリコーゲンのパワーでさらに西進。
釧路周辺で強雨に打たれるもカウルに伏せて凌ぐ。
170kmを一気に走り今晩の宿である帯広の[ビジネス・イン こやど]へ。
バイクを出入り口の屋根下に置かせてもらいチェックイン。
途端に大雨が降ってきた。釧路で突破した雨雲に追いつかれたか?
チェックインして部屋に入ると大きなベッドに大きな浴室。
なるほど以前はラブホテルだったというパターンね。
シングル料金で広い風呂が付いてくるので自分的には当たり物件。
しっとりしているジャケットなどを干して早速ひとっ風呂。
風呂を出て髪を乾かしていると、どうやら雨は止んだ気配。
再びバイクに跨がり向かったのはジンギスカンの名店[有楽町]
いかにも地域密着な食堂の雰囲気だが店員が妙に多い。
それだけ人気の店ということだろう。
店員に案内され座敷席のテーブルへ。
するとなんと隣の席には根室のライハで一緒だった若者ライダー達がいた。
当日の内に270km離れた食堂で再会するという北海道マジック。
ライダー同士楽しく語らいながらの夕食となった。
有楽町のジンギスカンは安い早い旨いで大満足。
〆の焼うどんも味噌ベースのホルモンと相まって美味。
機会あれば是非再訪したいお店である。
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