5月20日に大阪の天保山で海上自衛隊の艦艇公開イベントがあり、物見遊山に行って参りました。
公開されたのは海自最大の護衛艦『DDH-184 かが』
『かが』 と言えば、ヘリ空母だけど護衛艦。
護衛艦だけど将来的にF-35Bも乗せるかも?
と昨今話題ないづも型の2番艦です。
海遊館に観覧車、天保山らしいショット。
会場時刻の9:00ジャストに到着するもこの行列。
ちなみに正面に見えるグレーの壁が「かが」。
この先ではさらに複数の折り返しがあり、早くも危険な香り。
手荷物検査もあり結局は乗艦まで2時間かかった。
来場者2.1万人は自衛隊側の想定を軽く超える数だったのではないだろうか。
驚くほど高速かつスムーズに昇降する巨大エレベーター。
4本×4カ所のワイヤで支持されていて、ハイエースなら10台ぐらい乗りそうなサイズ。
エレベーターを固定する銀行の金庫扉のようなロックピン。
茶色いのはサビではなく、これでもかと塗られたグリスのようだ。
船上であることを忘れるほど広大な甲板。
真横を船が通過してもピクリともしない。
巨大な艦橋に巨大な旗。
甲板の高さは、結構でかいはずのサンタマリア号を余裕で見下ろせるほど。
それにしてもサンタマリア号、古風な見た目に相反するダッシュ力には変な笑いがでます。
除籍されたSH-60Jが展示されていて、コックピットに座ることも出来ました。
ただし90分待ちでがっつり日焼けするハメに(-_-;)
見物客のベンチと化していたヘリけん引装置。
なにやらド派手な便座の様だが、ヘリの車輪をムニっと掴んでグイグイ引っ張る働き者である。
こういうのも将来は無人化されルンバの如く甲板を動き回るのだろうか?
『かが』は新鋭艦らしくCIWSも最新のものが装備されていた。
艦前方のエレベーター。むきだしのダクトが武骨で良い。
考えてみれば当たり前だが、格納庫の床はエレベーターの厚みの分だけ下降する。
広々とした格納庫。大きいことは良いことだ。
艦内の巨大フラッグ。
ホワイトベース・・・これはガンダムの開発フラグですね!?
下艦の時点で2:00になっていた。
が、行列はまだまだ続いていた。後ろの方の人たちは無事に見学できたのだろうか。
艦艇と護岸の間に挟まっている横浜ゴムの空気式防舷材。
ただの風船ではなくタイヤのようなカーカスを内蔵した構造らしい。
陸上自衛隊も小規模ながら参上していた。
見物客の誘導なども担当していて、なるほどこれが広報支援かと一人で納得。
この日、消費した時間の大半は待ち時間だったけれども、とても良い経験ができました。
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