Vストミーティング2017 往路編

蛇足ではあるけれど,Vストロームミーティングに参加したその前後の走行記。
当初の予定としては、ミーティング参加にあたり、
前日の22時に自宅を出発し、四日市の健康ランドで5時間の仮眠をキメる。
という余裕ある工程を組んでいた。
これは概算で往復9時間、距離にして650kmを単日でこなすと翌日の仕事が非常にキツイ。
せめて往路だけでも二分割すれば、多少は楽だったかも。
という去年のミーティング参加で得た教訓を活かしてのことである。
んだけど、まあ案の定ですよね~。
土曜日の業務量が狙いすましたよう強烈なもので・・・神様なんておらんかったんや。
ヒーヒー言いながら仕事してたら出発が0時になっちゃた。(ヽ”ω`)
まあ、この季節、夜に走るのも乙なものよ。
日中よりは遥かに快適な空気にそんな強がりを言いながら出発。
しかし高速に乗るなりバイクにクラッチ滑りのような症状が出て大ピンチに。
3000rpmからアクセルを開けると速度が上がらずタコメータの針だけがムニッと動く。
いや~まいったね。これはあれだ。
直近の休日にクラッチ/ブレーキレバーの分解整備をしたのだが、
その時マヌケにもクラッチレバーの組付けをミスったに違いない。
レバーとプッシュロッドが噛み合わず強制半クラになっているのだろう。
そろりそろりと走っていた街中ではあまり違和感もなく気づかなかった・・・
しかし、まさかこのままクラッチ板が焼けるまで走るわけにもいかないし・・・
で、クラッチが滑らない低回転域でなんとか70km/hまで車速を乗せて次のICでエスケープ。
まあ出発が遅れたのが幸いして、車に追いつかれる機会もなく。
コンビニの駐車場にお邪魔してクラッチレバーをちょちょいと分解して組みなおす。
んで再びの出発。今度は絶好調。・・・たぶん。
30分ぐらいロスったかな。まあ時間はまだまだ余裕。
京奈和自動車道に乗り入れると、鈍足なトラックも見当たらず快走。
しかしながら、お次は身体に違和感が。
暗闇の中ミラーをよく見ると、風に踊るマントのようなシルエット。
ん?誰か後ろに乗せてったっけ?・・・んなわけないわな。
あー、これはあれだ。ウィンドブレーカーのファスナーが壊れやがったのか。
道の駅へ退避して40秒で復帰。やになっちゃう。
その後、スムーズに郡山へ到達。
先月に京奈和道が延伸されたが、深夜は特にその恩恵が大きい。
京奈和から郡山下ツ道JCTで西名阪へ。
大型トラックの後ろにくっ付いてETCゲート通ったら大阪方面にご案内~。
ってアカンがな!行くべきは天理方面ですがな!
ゲート通過後にルート分岐するタイプかと思ったら違ったらしい。
とほほ。ま、まあ、まだまだ余裕だし。
若干の時間と資金をロスしつつ西名阪に復帰し名阪国道へ。
名阪国道は基本的に山中を走っている。照明もあまり無いので深夜はかなり暗い。
淡々と走るしかないけど、こういう雰囲気も嫌いじゃない。
そんな感慨にふけっていると後方から2ストのチャンバー音。
近づいてくるシルエットはレーサーレプリカ。
こんな深夜に走り屋かしら?
なかなかのスピードで追い抜いていくが、その後ろ姿にはピンクナンバー。
あれ?
そんなこんなでようやっと東名阪へたどり着き四日市へ。
AM 3:00 いまや希少になりつつある健康ランドの「ユーユー・カイカン」へ到着。
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と、駐車場にはYZF1000R サンダーエースが止まっていた。
実物を見るのは初めて妙に感動してしまった。
受付で料金を支払い、そそくさと浴場へ。
流石にこの時間はほぼ貸し切り状態。お風呂のバイキングやー。
源泉かけ流しの浴槽や薬湯もあり、露天風呂も広くなかなか良い湯であった。
この手の施設には珍しい飲泉場もあって俺に良し。
AM 4:00にレストルームへ。
仮眠室の外の廊下で寝ている人がいて、ちょっと嫌な予感。
もしや満員!?と思いきや、室内になかなか豪快なイビキの御仁がおられた。
あ、しまった。耳栓持ってくるの忘れた・・・
んでまあ、なかなか寝付けずにいたものの何とか仮眠をとる。
AM 6:00 なんだか騒がしい。
屋外から犬の鳴き声が聞こえる。しかもやたら頭数が多い。
あとで知ったが、その日は敷地内でドッグショーがあったらしい。
AM 7:00 起床。いや、とっくに起きてたけどさ。
眠気覚ましの朝風呂へ。
AM 8:00 Vストロームミーティングに向けて出発。
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といっても四日市からだと2時間弱の工程なので気楽なもの。
昨日のトラブル続きが嘘の様に何事もなく会場入りを果たした。

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