九州ツーリングの最終日、熊本県の山鹿市から阿蘇を目指します。
といっても、50km前後のたいして信号のない道なので1時間程で到達。
今や有名なスポットとなった「ラピュタの道」と呼ばれる阿蘇市道狩尾幹線へ。
が、しかし安定の全面通行止め(^_^;)
大雨などで道が崩落し、通行止になることがたまにあるそうです。
また、観光客増加対策で地元民以外の通行を禁止にという話も出ているそう。
草千里レストハウスでお昼ごはん。
やっぱり熊本は馬肉っしょ!ってことで桜丼。
馬肉のしっかりした噛みごたえで、なかなかの満腹感を得られました。
レジでは「ライダー割引」なるものを宣告され、桜丼が10%OFFに。
このライダー割引、存在を全く知らなかったのですが、
熊本では、熊本県北広域本部による「ライダーが訪れたい県No.1」を目指した、
「くまもとライダーズベースプロジェクト」が実施されており、
さまざまな施設でライダーを対象とした割引などの特典がある様子です。
食後のデザート?に屋台の馬肉串焼。
うーん…、まあ旨いけどね。馬だけに。
馬肉の屋台はもう一店舗あって、そちらは馬刺串焼という名称。
馬刺しの串焼き?馬刺し品質の肉を串焼きにしたという意味でしょうか?
せっかくなので食べ比べてみれば良かったかも。
再び外輪山に昇り大観峰へ。
火山灰で霞みまくっているが、なかなかの景色。
まだまだ阿蘇望橋などの周辺スポットも網羅したかったのだけれど、
そろそろフェリーの時間も気になる頃合い。
別府を目指して北上することに。
道中で自転車乗りのおっちゃんがこちらをガン見している事に気付く。
そのおっちゃん、欧米人のテンションで「Hey!」とこちらを呼び止める。
どう見ても日本人っぽい顔立ちで、ちょっと変な人なのかと少々ビビったが、
どうも中国系(香港?)の旅行者のようで、道を尋ねられた。
英語なんぞ皆目わからんが、
ツーリングマップルにマーカーで線を引いて見せたところ、
無事にルートを把握できた様子で笑顔で去っていった。
旅先で道を尋ねられる事がままあるのだが、
バイク乗りは地理に詳しいという先入観でもあるのだろうか?
私に限って言えば、残念ながらそこそこの方向音痴である。
そんなこんなで、やまなみハイウェイを北へと進む。
雄大な景色も拝めて気分も上々。
程無くして大分県に突入。
時間に若干の余裕があると踏んで「九重夢大吊橋」へ寄り道。
吊橋からの風景は絵画のようでした。
紅葉の季節にすっきり晴れていれば最高の景色が見れそうです。
再びやまなみハイウェイに戻り、別府方面へ。
「岩下コレクション」というバイク好きに刺さるスポットもあるのですが、
多分に長居するであろう場所なので、訪問は次の機会に残すことに。
由布院の「狭霧台」へ
由布岳が間近に見れる展望スポットなのですが、ご覧の有様。
由布岳まで来ればゴールは目前。
あちこちから湯気が上がる別府の街を走り抜け、
乗船の1時間前までに無事に別府国際観光港まで到着。
学習の結果、復路のフェリーではアルコールは不許可です(笑)
フェリーの船内で迎えるツーリング最後の夜。
自分にとって長距離フェリーは日常と非日常の渡し船でもあります。
”現実”へと向かって進み続ける船の中で、
「1度きりの人生、しばらく旅人になるのも悪くないのでは?」
漠然とそんな事を考えながら眠りに付きました。
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