明野駐屯地航空祭2010

 11月3日文化の日に、三重県は伊勢神宮近くにある陸上自衛隊明野駐屯地での基地祭に出撃してきました。陸自だけども航空祭と銘打っているのは、明野駐屯地がヘリの運用を主とする基地だからなのです。 
 
DSC_7815.jpg
 オープニングフライトで航空自衛隊浜松基地のT-4がサプライズ的に登場。まぁ飛行機的には浜松と明野はご近所ですからね。飛行機は便利じゃのう。
 そしてT-4が帰路に着くと陸自のヘリが一斉に離陸を開始。この光景はタマランです。
DSC_7823.jpg
 AH-64Dアパッチはレーダー付きのロングボウ仕様とレーダー無し、写真には写っていませんが増槽付きの機体もありました。
DSC_7830.jpg
 OH-1の贅沢なカラーバリエーション三種盛り。特にテストカラー2種が同時に飛んでいるところなんて滅多に見れない。
DSC_7852.jpg
 渡り鳥…ではなくヘリコプター28機による祝賀飛行。先頭には二つ星の偉い人が搭乗しているようです。
DSC_8083.jpgDSC_7787.jpg
DSC_7796.jpgDSC_7725.jpg
 並べられたH-60系列のヘリ。米陸軍に空自に海自と同じ60系でも三者三様。特に海自のSH-60Kは劇的ビフォーアフターな魔改造ぶり。
DSC_8092.jpg
 体験地上滑走に大忙しのCH-47JA。JAつっても農協の機体ではない。自分も300番台の整理券を貰っていたので人生初のヘリ搭乗体験を楽しみました。
 CH-47は空を飛んでいるのにモーターボートのような挙動。そしてバランサーなしのビッグシングルなバイクに乗っているような振動と、なんともいえない騒音が独特な乗り心地を醸しています。
 普通の人ならヒドイ乗り物だと言いそうだけど、自分的にはすごく好みな乗り心地です。むしろ落ち着いて寝てしまいそうでした。ハッ!この感覚はマッサージチェア!?
 ところで地上滑走と言っても実際には高度10m~20m程度で飛行しているわけですが、滑走路上で飛行する限りは滑走という解釈なのでしょうかね?
 中々オツなこのイベント、正確には”野駐屯地開設55周年・航空学校創立58周年航空祭”という名称。空自の航空祭に比べれば小規模で人の入りも少ないのですが、そのおかげでアットホームな雰囲気でまったりと楽しめます。交通整理や屋台の出店などもほとんどが隊員による運営で手作り感があります。
 あえて不満点をいえば、イベントを案内する公式ページが非常に探しづらい点。全体的に陸自のウェブサイトはレイアウトの崩壊やリンク切れが散見される中々のカオスぶり。まぁこれも手作り感はある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました