四国カルストツーリング その1

2015年回想記
9月のとある連休。バイク乗りのツレと四国までツーリングに行くことに。
日の出前に南海フェリーに乗船し、朝方に徳島上陸。
途中朝食を摂りつつ徳島自動車道から高知自動車道を経て高知市までまったりと南下。
高知市からは下道に降り、桂浜に寄り道。
浜をぶらつきアイスクリンを食べる。
時間的にはランチタイムではあるが目当てがあるので出発。
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太平洋沿いに西へと進み横良黒潮ライン(県道47号)にも寄り道。
それにしても四国は銅像が多い。
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さらに西へ走ることしばし、漁師町にあるミニマムな市場、「久礼大正町市場」に到着。
この市場は、漁師の家のおばちゃん達が昼に水揚げされた魚を露天商スタイルで売る。というユニークな場所。
そして市場の食堂「浜ちゃん食堂」では市場で購入した刺し身や干物を持ち込んで食事もできる。
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ということで早速市場の食堂「浜ちゃん食堂」に入り、鰹のたたき定食&うつぼのたたきを頂く。
臭みのないカツオは実にうまい。スーパーに並ぶカツオとは似て非なるモノである。
ウツボはゼラチン質が多く、少しクセがあるものの総じて淡白な味である。梅ダレや酢味噌も合うかも。
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さらに持ち込んだメジカとシンコの刺し身も頂く。
「メジカ」とは「ソウダガツオ」の事で、メジカの若い個体を「シンコ」と呼ぶのだそう。
メジカは非常に足が早く、さらにシンコの旬は短い。
結果、刺し身で食すとなると立地がものを言うため、幻の逸品というわけだ。
刺し身には「ブシュカン」という柑橘類の皮を擦りおろし、果汁とともにふりかけるのが定番らしく、
ブシュカンの爽やかな香りとシンコのもっちりとした食感が相まってご飯が進む。
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そしてシメには場外の店舗でところてんを。
もちろんカツオ出汁で食べる高知スタイルである。
薬味は生姜とブシュカンの皮。暑い日でもサッパリといける。
ところてんといえば黒蜜か酢醤油かで戦争が起きる案件。
しかし先入観なく味わえばカツオだしもまた正義。
本日の目標「旬のシンコを喰らう!」を達成したので宿に向かって発進。
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途上で数年ぶりに海洋堂ホビー館四万十を訪問。
自動車道の延伸もあり以前ほどの僻地感はなくなった様に感じた。
また記憶があやふやであるが、展示物については多少の入れ替えもあるようだ。
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そしてとりあえず沈下橋を渡る。やはり四万十なので(笑)
日没と同時に本日のお宿「郷麓温泉」に到着。
ごうろく温泉は山深い四万十川の上流にポツンとある民宿。
温泉の泉質は四国では珍しい硫黄泉で温泉通からの評価も高いようである。
外でゴソゴソしているとオーナーが我々を察してカーポートまで案内してくれた。
荷物を降ろし一息付いていると夕飯となり、鮎の塩焼きで日本酒をチビチビとやる。
そして温泉に入り爆睡。至福である。
以下グーグルマップ


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